ご 挨 拶

この度2019年6月1日~2日に福岡県北九州市小倉の北九州国際会議場において
第27回福岡県臨床工学会・第42回日本バイオレオロジー学会年会との合同開催をさせて頂く事になり、身に余る光栄な事と感じています。
近年の医療は目覚ましく進歩し、その根本には医療と工学の連携が強く影響している事は誰もが認めるところであります。われわれ、臨床工学技士の主たる業務の中で、人工透析・人工心肺・人工呼吸・補助循環・ペースメーカーなども大きく技術変化を遂げ、今なお進歩しており、その変化に対応していく必要性に迫られています。さらに今後はAI(artificial intelligence)や、IT(Information Technology)等の進歩により、医療そのものが大きく変わって行く可能性も議論されています。
現在、臨床工学技士は、臨床の場において必要不可欠な存在となっており、安全な医療技術の提供に最も重要な地位を占めていると言えます。このような社会情勢を背景にして、これからの臨床工学技士が未来にむけてどうあるべきか常に変化に対応していく能力を備えていかなければならないと考えています。
今回、第27回福岡県臨床工学会ではテーマを「臨床工学技士の未来を拓く」とし、サブテーマとして「工学と医療の学術交流から次世代の臨床工学の未来をつなぐ」としました。工学と医療がどのように連携をして行くのか、今回、日本バイオレオロジー学会との合同開催を行う事となり、臨床工学技士と学生が、技術開発などの基礎研究発表を間じかに聞き、研究に対する姿勢や情熱を感じて頂き、これからの臨床工学への可能性を考える機会になればと考えています。そのため合同企画として、生体流体工学、バイオマイクロデバイス、知能機械、バイオメディカルロボティクスなどの講演も企画しています。研究があってこそ、医療技術が発展してきました。研究を続ける事で、臨床工学技士の発展・進歩につなぐ事ができると信じております。
第27回福岡県臨床工学会・第42回日本バイオレオロジー学会年会。合同開催を最適の環境を整えています。この小倉の地で皆様と熱い議論をできること、楽しみにしております。多くの皆さんのご参加を、心よりお待ちしております。

 

第27回福岡県臨床工学会 学会長
道越 淳一
小倉記念病院 検査技師部 工学課